海外駐在員に限らず、ちょっと見通しが甘いなあと感じる人は、婚活が迷走しがちです。
もちろん、まだ出会ってもいない人との結婚観、家庭観を聞かれても「わからないです」としか、答えようがない部分はありますよね。ですが、実際どうなるか?は別として「あなた自身はどうなりたいか?」今の時点での希望を明確にしておくことは大切です。
将来ビジョンを明確にすると、お相手像も定まってきます
まずは、いくらか想像しやすい、婚活以外の部分から考えて行きましょう。
▶駐在の残り任期はどのくらいになりそうか?(本帰国までの見通し)
▶本帰国後の配属は決まっているのか?(どの地方に住むことになるのか?可能性の高い候補を調べる)
▶本帰国後も国内で転勤はあるのか?(可能性の高い地域、スパンを予測する)
▶スライド転勤、再駐在の可能性はあるのか?(自分の長期的な希望を整理する)
任期が決まっていなくても、同僚や上司の異動の様子から「だいたい5年くらいだな」など予測がつくと思います。スライドしていく人が多いのか、再駐在になるとしても一度は日本に戻されるのか・・・会社によって違いますよね。また、これは業種による部分が大きいかと思いますが、本帰国後の配属先も首都圏(本社など)になるのか地方(工場や営業所)になるのか・・・ある程度予測が立つと思います。例えば:
男性A「うちの会社の任期は5~6年で、僕は今4年目だから、長くてもあと2年だろう。スライドはない。帰国したら僕はエンジニアだから、関東地方の工場勤務で、定年まで異動はない」
男性B「今は駐在になったばかりで、恐らく任期は3年以上。その後のスライドもあり得る。本帰国になったら東京の本社勤務の可能性が高い。しかし僕は、海外志向だから、チャンスがあるなら何度でも海外駐在したい」
この2人は同じ海外駐在員でも、全く将来ビジョンが違います。しかし、同じ海外駐在員として女性は申込/申受しますので、早めにきちんとした将来ビジョンを話してあげないと、後になって(成婚間近になって)「え、そんな予定になってるの?ちょっと…思ってたのと違うんだけど…」となる可能性が出てきます。
男性Aの場合は、今はたまたま海外にいますが、2年後帰国すれば、その後はずっと関東地方住みになる可能性が高いわけです。でしたら、お相手像も自然と定まってきます:
- 関東地方で家を建てることになるだろうから、関東に縁のある女性がいいな
- 必ずしも海外好きじゃなくてもいい
- 仕事を頑張る女性もいいな。再就職に強い資格職の女性とか
- 子供が絶対ほしいわけでもないし、バリキャリ女性と別居婚でスタートもあり
一方、男性Bの場合は:
- スライド先はアフリカやアジアもあり得る。英語圏以外もついてきてくれるタフな人がいい
- 転職しない限り3~5年で転勤がずっと続くから、環境の変化に強いタイプじゃないと
- 子供の教育を考えたら、いずれは首都圏で家を買うのもいいかも
- 子供が大きくなったら単身赴任でもいいけど、学齢期になるまでは家族一緒がいい
- 結婚が決まったらなるべく早く今の仕事を辞めて、赴任地に来てほしい
見通しが甘いと、後で思わぬ事態になることも…
「そんな先のことまで考えるのは面倒だし、不確定要素が多すぎるよ。プロフィール見て申込/申受するんだから、女性だって駐在員の特殊な事情は、ある程度覚悟してるでしょう」
いいえ!女性はあなたの【今の】条件しか見ていません。きちんと考えておかないと、成婚間近になって:
「まだそんなに任期があるの?私も今の仕事を辞める決断は簡単にできないよ」
「本帰国になるんだ?良かったじゃん!え・・・そんな地方なの・・・?私、東京以外住んだことないし、そんな行ったこともない土地・・・海外なら覚悟もするけど国内で・・・一生?ちょっと無理かな」
「スライド転勤になりそう?どこ?えー!英語通じないじゃん!せっかく英語圏に住めると思ってたのに・・・それって私も行かなきゃだめ?」
女性がしり込みすることもあり得ます。せっかく事前にプロフィールが確認できて、相談所経由で聞きにくいことでも確認できる相談所婚活なのですから、避けられるリスクは最初から避けましょう。
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わからないのは当たり前!迷ったら担当者に相談を
「ある程度将来設計し、お相手希望像もなんとなく定まって来た!でも、プロフィールを読むだけでは、自分の希望に合っているかイマイチよくわからない・・・」
そうですよね。女性のプロフィールにはっきりと「海外に行くなら英語圏のみです」とか「専業主婦希望です」とか「仕事はやめません。子供はいりません」と書いてあるならいいのですが、マイナスな印象になりそうな希望は、女性もプロフィールに記載しません。仕事へのスタンス、年齢、経歴などから想像するしかありません。
「きれいな女性で会ってみたいけど、どうだろう?」「お見合いは楽しかった!でもあまり海外には興味なさそうだったな。交際に入ってもいいのかな?」迷ったときは、まず担当者に相談しましょう。そのためにも、婚活スタート時には担当者に「あなたの将来設計」「今の時点でのお相手希望像」を正直に話しておくことが大切です。将来設計やお相手希望像に変化があったときは、それも担当者と逐一共有しておきましょう。
担当者と密に情報を共有しておけば、交際が進んでからも:
「真剣交際に入る前に、ココは確認した方がいいですよ」
「先方相談所に「彼女は今の仕事をどうするつもりか?」確認してみましょうか?」
「入籍しないとビザが取れないことは話していますか?ビザ取得にかかる日数も会社に確認しておいてください。リモートで仕事を続けたい女性のようなので、帯同中パートナーが働いても良いのか?それが可能なビザなのか?確認を今しましょう」
海外駐在員の婚活に慣れた担当者なら、必要時に的確なアドバイスができます。
「フィーリングが一番大事」それは確かです。ですが、ココは婚活をするところ。今日一緒にいられる人を探す場ではなく、10年後20年後の未来にも一緒にいられる人を探す場なのです。
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