40代海外駐在男性様、入会から7か月でご成婚です。
お見合いは26件、交際成立は12件でした。IBJの交際成立率が45%ですので(※2023年IBJ成婚白書より)彼はまさに平均値です。
彼女との交際は4ヶ月、これも平均的ですが、平均と大きく違うのは年齢差です。なんと、お相手女性様は20代、彼との年齢差は14歳です。お仕事をしっかり頑張っている、とてもおきれいで、自立した女性様でした。
彼の婚活、勝因は何だったのか?分析してみたいと思います。
言われたことは、ちゃんとやる。完璧に。
アクア・マーストでは、入会後すぐにオリエンテーションミーティングを行っています。これは1時間2時間、長い方だと3時間(!)じっくり時間をかけて、担当とマンツーマンで行うミーティングですが、ここでやっていることは:
- 婚活服の選定
- プロフィール写真の撮影法
- お相手希望条件のヒアリング
- 検索のコツ
- 一時帰国の予定をヒアリング(今年はいつ帰ってこられそうか?)
- 一時帰国から逆算してのバックキャスティング(今何をやるべきか?)
- 月に何名のお見合いを目指すのか?の打ち合わせ
- 毎週何名申し込むか?の打ち合わせ
特に、最初に大事になるのは「プロフィール写真」です。海外にいると、写真館での撮影が難しいため、スナップ写真でのスタートとなります。海外会員様の多くはスナップ写真で活動しているので、その点は問題ありません。ですが、スナップ写真だからこそ「良いお写真」と「悪いお写真」の差は大きく出ます。お手持ちの旅先写真でよいものがあれば、それを使わせて頂きますが、使えるものがないときは、撮影をお願いしています。その場合、アクア・マーストでは、事前に「海外駐在員/在住者用」のスナップ写真撮影マニュアルをお渡ししています。
今日ご紹介の彼は、お手持ちのお写真でもよいものがあったのですが、「写真、大事なんですよね?じゃあ撮りますよ。ポイント教えてください」とおっしゃって、マニュアル通りにスナップ写真をたくさん撮ってきてくれました。
スナップ写真のポイントは:
- 海外っぽい背景(外撮影が望ましいです)
- 服装(カジュアルスマート)
- 髪型(髪型ひとつで見た目年齢が左右されます!)
- ポージング
など、ポイントは多岐に渡ります。彼はマニュアルのこまかなところまで、よく再現してくれていました。
これは一例で、彼のご活動は、ずっとこのようでした。「ここで悩んでいます。こういうケースで考えられる一番いい方法を教えてください」と聞いてくださる。うまくいっている事例を基にご提案すると、本当にその通りにやってくださいました。
「わからないことは聞く。聞くのが早い。聞いたら実行する。やるからには完璧にやる」
とても優秀で、仕事が多忙な彼でした。婚活は「1年」と期限を切っていたように思います。結果、7か月でのご卒業になりました。「忙しいから」を、何かができない理由にはしない人でした。(交際中は頻繁に、何度もご帰国くださいました)
「忙しいからこそ、今だけ、短期集中で徹底的にやる」という婚活スタイルで、それが功を奏した成功モデルだと思います。
年下女性と結婚したいなら、心掛けたい大事なこと
結果、彼は14歳年下の女性様とご成婚となりましたが、必ずしも歳の差婚を狙っていたわけではありません。ただ、結婚後も数年単位での赴任生活が決まっており、またスライドで違う国への異動もあり得るお仕事でしたので、
「一番優先したい条件は、赴任地についてきてくれることです。海外にいる間は、会社の規定で配偶者は働けませんから、専業主婦でもいいと言ってくれる人がいいですね。キャリアの中断が何年になるか・・・わかりませんし、自分の仕事よりも家庭を優先してくださる方だといいな、と思います」
仕事を辞めて赴任地に来てくれる方、と希望をプロフィールに記載したうえで婚活をスタートしました。
女性様も30代40代になると、お仕事に責任が伴い、なかなかきっぱり仕事をやめて海外に行く、という決断はしにくくなります。ですから、20代女性様のほうが意外と、お見合いOKお返事を頂けたように思います。ちなみに26件のお見合いのうち、18件が彼からの申込でした。
そして、ここからが大事なことですが、交際に入ると、彼は頻繁に一時帰国して、対面デートを優先しました。
彼が交際で重視していたことは「フィーリングが合うこと、一緒にいて楽なこと」でした。だからこそ「短期間でたくさん会って、比較して決める」「対面デートでフィーリングを確かめる」この2つを実行しました。
その一方で、お相手が少し引いてるな、と感じたときには、深く追わないスマートさがありました。仮交際期間はお友達期間、ここでうまくいかないようなら、それはご縁がないということ、と判断して、深く悩まず、駆け引きはせず、次のお見合いへと進んでいました。
もちろん「何度お見合いしても交際に入れない」「誰と交際しても長続きしない」そんなときは自分の活動を振り返ってみることも大事ですが、彼はそういうことはなく、お見合いすれば平均値で交際には入れていて、交際も続きましたので、この気持ちの切り替えの良さも、婚活では大事だと思います。
10歳以上の差がある場合、女性様が男性様に求めるものは:
・行動力(フットワークの軽さ、連絡のまめさ)
・けちではないこと(飛行機代など、必要なことはスマートに支払う余裕があること)
・共感力が高い(おおらかにただ話を聞いてくれる、相談に対してアドバイスはしない!)
・スマートであること(言動に大人の余裕がある、頼りがいを感じる)
こういった点ではないかな、と多くの歳の差カップル様を拝見していて感じます。もちろん、見た目の若々しさも重要です!
彼の場合は20代~同い年くらいまで、幅広くお見合いをしていましたが、最終的に彼が選び選ばれたのは、20代の女性様でした。
最後に、ご成婚した彼が彼女に決めた理由についてお話になっていたことを、少しだけご紹介します。
「初めて会ったときの印象は、普通でした。1時間程度のお見合いですし、もう一回お話ししてみたいな、と思って、でも2回目にオンラインで話した時は盛り上がって、かなり長時間話したと思います。2~3回目くらいには、もう1年くらい一緒にいるような居心地の良さがありました。彼女だな、と結構早い時点でわかっていたと思います。プロポーズしたのは5回目のデートでした。これまでも普通に付き合ったり、そういうことは人並みにしてきたけど、お互いのタイミングが合わなくて結婚には至らなかった。僕の仕事が国内外転勤が多いこともあって、それが別れの引き金になったりもしました。だから、普通に出会って、長く付き合ったとしても、それが必ずしも結婚につながるわけでもない、そういうことじゃないのかな、と思ったのが結婚相談所で婚活しようと決めた理由です。出会って半年もたってなくて結婚、て思う人もいるかもしれない。でも、いろんな人と会ってきたし、だから、彼女で間違いないっていうのは、僕にはわかってる。結婚した後に、ゆっくり距離を縮めていくのもいいかな、と思うし、それが楽しみでもあります」
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